防犯対策に必要な費用は?

防犯対策に必要な費用は?

防犯防犯と躍起になってあれもこれも導入してしまうと費用が馬鹿にならない!とお困りの方は、まずは出来るところからコツコツ取り入れていくようにし、そうすることで防犯意識の高さもアピールする事が出来ます。
まずはどの個所の対策にだいたいいくらぐらいの費用が発生するかを見てみましょう。
玄関は出入りする基本の場所であり、他人と接触することが一番多い場所です。まずは泥棒も玄関の入りやすさをチェックするので、この箇所の防犯対策は行っておきたいですね。玄関の防犯対策には、「鍵の交換:費用例1万円~3万円」、「補助錠の取り付け:費用例2万円~5万円」、「インターフォンの交換3万円~10万円」などがあります。もちろん鍵によっては性能が高く部品代金だけで高くつくこともあります。またインターフォンには録画機能など性能の良いものは高くなります。補助錠を取り付ける時は、鍵穴をあらたに開ける必要がある為、鍵の交換よりは費用がかかります。補助錠を取り付ける事は、見た目からも防犯性が高い事をアピールできます。
次に窓の対策についてですが、空き巣が侵入する場所の6割は窓です。防犯対策を行うときはまずやらなければならない場所ですね。窓の防犯対策には、「補助錠の取り付け:費用例2千円~1万円」、「防犯フィルムの取り付け:費用例1万円~2万円」、「窓の格子:費用例2万円~5万円」、「防犯ガラスの交換8万円~13万円」などがあります。補助錠は万が一ガラスに穴をあけクレセント錠を開けられたとしても、工具の届かない場所に補助錠があれば窓自体は開きません。安い物からしっかりした物まで種類があります。防犯フィルムは直接ガラスに貼れるもので、性能によって値段が異なります。窓の格子は、家の裏手や足場にのれば入れそうな2階の窓などにも取り付ける事をオススメします。格子は簡単に取り外したり壊せるものでないものを取り付けておくと安心です。次に防犯ガラスですが、ガラス自体を交換する事になるので値段はかかりますが、破壊やガスバーナーなどにも強く長時間かかる上に割る為には力もいります。費用に余裕がある方はガラス交換も考えておくと良いでしょう。その他のエクステリアの防犯対策には、「防犯砂利の敷き詰め:費用例3千円~(広さによる)」、「センサーライト・防犯カメラの設置:費用1万円~20万円(性能による・ダミーもある)」、「フェンスや塀の設置:費用例8万円~50万円」があり、いずれも場所や数・性能などによって異なります。
これらすべてを取り入れようとすると費用はいくらあっても足りません。まずは犯人が入りにくくなるよう手ごろな所から取り入れていくことをオススメします。